ページのまとめ
  • 最初は、買値から10%動いたら売る
  • 売り注文は、寄り付き前に成行で出す
  • 売買でうまくいった点、失敗した点などのチェックをおこなう

最初は、買値の10%をメドに売る

今回の目的は、「株を買って、売って、損益を確定する」という一連のプロセスを体験することであり、今回の売買で大きな利益を出すことが目的ではありません。そこで、大きな値上がりを狙う必要はありません。あまり長く持たないように、適当な時点で売りましょう。

分かりやすい目安を示すなら、「10%の値上がり」または「10%の値下がり」をしたら売ります。たとえば、購入時の株価が800円なら、880円に値上がりしたら売る(利益確定)、または720円に値下がりしたら売る(損切り)、ということです。

  • 購入株価800円×100株=80,000円
  • 値上がりの場合 売却株価880円×100株=88,000円
    計8,000円の利益(売買手数料、税金除く)
  • 値下がりの場合 売却株価720円×100株=72,000円
    計8,000円の損失(売買手数料、税金除く)

売り注文も、寄り付き前に成行で出す

売却の際の注文方法も、購入時と同じです。まず、夜の帰宅後に株価をチェックし、上記の条件に当てはまっていたら、基本は寄り付き前に、成行で売り注文を出します。

また、約定したら、約定株価などを、投資ノートと損益管理シートに記録することも同じです。こうして、1回目の売買を終了し、購入から売却までのプロセスを経験します。

売買のCheckを行う

利益になったにしろ、損失になったにしろ、どちらにしても、はじめての株売買を終了した感想、反省などが絶対にあるはずです。

  • 早く買い過ぎた
  • トレンドだと思っていたのが実はトレンドではなかった
  • 押し目だと思った下げが押し目ではなかった
  • 自分では良い材料(ニュース)だと思ったが、案外株価に影響しなかった
  • すぐに株価が戻すと思い、損切りが遅れてしまった

などなど。

こういった反省や感想も、できるだけくわしく投資ノートに記録しておきます。
PDCAサイクルの「Check」に当たる部分です。