ページのまとめ
  • 口座開設できたらログインし、初期パスワードを推測されにくいものに変更する
  • 株の購入資金は、あらかじめ証券会社の口座に入金しておく必要がある
  • 証券口座への入金には、即時入金サービスを使うことがおすすめ

まずは、パスワードの設定を

無事に口座開設ができたら、早速ログインをしましょう。ログインとは、ID(ユーザー名、など会社によって呼び方は違います)と、パスワードを入力して自分の口座画面を開くことです。

パスワードには、2種類があります。ログインパスワードと、取引パスワードです(名称は証券会社によって異なることがあります)。それぞれ、口座に入るときのパスワードと、実際に注文を出す際のパスワードです。

いずれも、あらかじめ証券会社が設定した初期パスワードがありますが、最初のログイン後、覚えやすく、かつ、他の人から推測されにくいパスワードに変更しておいた方がいいでしょう。その際に、ログインパスワードと取引パスワードは別のものにしておいた方が、安全性が高くなります。また、パスワードは定期的(3か月に1回程度)に変更することをおすすめします。

投資資金を入金しよう

次にやることは、投資資金の入金です。株を購入する場合、あらかじめ自分の証券口座に約定代金+手数料分の資金が入金されていなければなりません。最初は、5万円、10万円、30万円、といった区切りのいい金額を入金しておくとわかりやすいでしょう。

その、証券口座への入金方法ですが、代表的なものに下記のような方法があります。

証券口座への入金方法 代表例
  • 即時入金(リアルタイム入金など、会社によって名称は異なる)←おすすめ
  • 振込(通常の銀行振込)
  • 専用カードによるATM入金

最もおすすめの方法は、手軽で無料の即時入金サービス

このうち、特にお勧めは即時入金サービスです。これは証券会社と提携している金融機関のオンラインバンキングサービスによって利用できます。その名の通り、パソコンやスマホで入金操作をすれば、即時に、銀行口座から証券口座へとお金が移されます。

即時入金は、手数料が無料で、しかも、夜間など銀行が閉まっている時間でも入金できるのが、大きな特徴です。

ただし、利用できる証券会社と金融機関には組み合わせがあります。たとえば、SBI証券では、同じSBIグループの住信SBIネット銀行や、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行など、9行が利用できます(2014年7月現在)。

<即時入金サービス 提携状況一覧 2014年7月現在>
  SBI証券 楽天証券 マネックス
証券
GMOクリック
証券
カブドット
コム証券
松井証券
三菱東京
UFJ銀行
みずほ銀行
三井住友銀行
りそな銀行
埼玉りそな
銀行
スルガ銀行
京都銀行
近畿大阪
銀行
住信SBI
ネット銀行
ソニー銀行
楽天銀行
ジャパン
ネット銀行
じぶん
銀行
セブン
銀行
ゆうちょ
銀行
  SBI証券 楽天証券 マネックス
証券
GMOクリック
証券
カブドット
コム証券
松井証券

振込は専用口座に

銀行のオンラインバンキングサービスを利用していない、という人であれば、通常の銀行振込を利用することになります。この場合、自分専用の振込用口座を証券会社が用意しますので、あらかじめ申し込んでおきます。

一部証券会社では専用カードによるATMからの直接入金も可能

一部の証券会社では、専用のカードによって、銀行のATMから証券会社の口座に直接入金することが安納です。

ATMでの入金は、まず証券会社でキャッシュカードやクレジットカードなどを作成し、そのカードにより、銀行のATMを使って入金する方法です。時間帯や内容によって、ATM利用手数料がかかることもあります。

このサービスを利用するためには、あらかじめ証券会社のキャッシュカードやクレジットカードなどを作成しておく必要があります。また、行っているのは、SBI証券など、一部の証券会社に限られます。

これで準備はOK。いつでも株を買えるようになりました。